2億倍分子模型の基本:H2O,CO2,NH3,CH4を作る今回は、2億倍分子模型の製作です。簡単な分子を作ります。サイズは10cmくらいです。上左からアンモニアNH3、二酸化炭素CO2、水H2O、メタンCH4分子です。 どんな、複雑な有機化合物でも、これらの分子の応用で作ることができます。 炭素原子は7cm球、酸素原子は6cm球、水素原子は5cm発泡スチロール球を使います。 2億倍分子模型定規の使い方もこの製作を通して理解してください。 ①二酸化炭素 7cm球(炭素原子C)を分子模型定規56mmの穴にはめてスチロールカッターで切断します。 さらに、ひっくり返して先のカット面と平行にカットします。 さらに、6cm球(酸素原子O)を56mmの穴にはめて、2つカットします。 ※私は6cm球をちょうど半分にカット(60mmの穴を使います)し、 1球から2つ酸素原子を得ています。この時炭素7cm球は60mmの穴を使います。この方法は、結合半径が小さくなり正確さに欠けますますが、 スチロール球の節約になり、カッコ良いのです完成写真はこの方法で作りました。 上左写真が二酸化炭素分子のパーツです。あとは、スプレーで色を塗って グルーガンで接着します。 ②水 酸素原子Oは6cm球を使います。これを分子模型定規の49mmの穴に入れてカットします。 さらに、カットした球を回して、49mmの穴にはめ、先ほどの切断面ギリギリでカットします。 これで結合角がだいたい108°になります。 水素原子Hは5cm球を49mmの穴にはめ込みます。スッとはいりませんが スチロール球に薄くついている線を目安にちょうど半分になるところまで入れて、 切ります。これで、水素原子2つができました。 あとは酸素原子を赤く塗装して、水素原子(白いまま塗装なし)をグルーガンで貼り付けます。 ③アンモニア 窒素原子Nは6cm球をカットします。定規の49mmの穴で水分子と同じように 2箇所カットしたのち、二つのカット面に接するように第3面をカットします。 これを青く塗装します。あとは、半球5cmの水素を3つ貼り付けて出来上がり。 ④メタン 炭素原子Cは7cm球をカットして作ります。定規の49mm穴にはめて、1面目カット。 さらに、回転させて2面目をカットしますが、この時、第1面と2面の距離は10mm とってください。同じように3面も1、2面から10mmずつ間隔を開けるます。 第4面も3つの面から10mmあけてカットします。こうすると、正四面体型の配置になります。 水素原子は5cm球の半分です。 ※グルーガン・2億倍分子模型定規について ポリエチレンの棒を差し込んで熱で溶かしだして接着します。 ダイソーやホームセンターで本体、ポリエチレン棒が手に入ります。 接着は発泡スチロール用接着剤や両面テープでもいいのですが、耐久性や工作のしやすさから考えるとこれが一番いいと思います。 分子模型定規はベンゼン屋オリジナルです。穴と刻印はレーザーカッティングで作っています。 これは業者に作ってもらいました。1枚1400円かかりました。 この値段1400円でお分けします。 以上です。わからないことがあれば、コメント欄やメールで問い合わせてください。
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